試合の後に、どう声かけすれば良いの?
こんにちは。
選手の才能を覚醒させて最速・最短・軽やかに結果を生み出す
スポーツメンタルコーチの
岡田 健太郎
です。
今回も、ブログを読んでいただきまして、
ありがとうございます。
先日、お子さんが野球をされている、
保護者の方とのコーチングセッションで、
試合で、負けた後や、
ミスばかりしていた息子に対して、
試合の後、どう声がけすれば良いですか?
という質問を受けました。
この悩みに対しては、
私は、とても苦い経験がありました・・・。
それは、私の息子が、
まだ中学生で硬式野球のシニアリーグのチームに入っていた時です。
当時、息子はキャッチャーをしており、
試合中、ピッチャーからの投球を後ろに逸らしたり、
盗塁もされたり、
ピッチャーが打たれたり、四球を連続して出しても、
ピッチャーにほとんど声をかけたりしておらず、
その姿に、私は、すごくイライラしていました。
そして、帰りの二人きりの車の中で、
ダメ出しをしまくりました・・・・!
しかも、怒り口調で・・・・。
息子は涙を流して泣いてました・・・。
コーチングや脳科学などを学んだ今となっては、
なんてことをしたんだ・・・・
っと後悔しかありませんが、
当時は、できていないところを指摘するのは、
当たり前で、息子の成長には必要なことだとす思ってました・・・。
当時の自分を、
今のスポーツメンタルコーチとしての自分が見ると、
息子の才能を叩き潰している行為だと、
忠告していたと思います。
結果が悪かった時ほど、
ダメ出しは一番やってはいけない行為です!
なぜなら、息子(選手)は、その試合で、
できていないことや、ダメだったこと、
うまくいかなかった事で、頭がいっぱいなので、
マイナスのイメージが、
頭の中を充満している状態です。
マイナスのイメージが頭の中にあるということは、
人は、イメージした通りの行動をするという
脳の特徴があるので、
また、同じことを繰り返す可能性が高く、
脳のマイナス状態をプラスの状態に変えないと
いつまでも悪い結果が続いてしまう危険性があります。
そんな状態の時に、
ダメ出しばかりして、さらに選手の脳の中を、
マイナスにしていく・・・・。
このことが、脳の仕組みを知っていると、
いかに恐ろしい行為かということを、理解すると、
とても、ぞぉ〜っとします。
でも、このような行為をしている指導者さんや、保護者の方は、
とても・とても・とても多いです。
なぜなら、日本の教育は、
できていないところを指摘して、
できるようにするという教育です。
マイナスを見つけて平均にする。
いわゆる、減点法です。
100点満点からできていないところを見つけて、
引いていき、点数を出す教育です。
だから、私たち日本人は、
どうしても、できていないところ、悪いところ、
ダメなところに、目がいってしまいます。
スポーツの指導も、できているところより、
できていないところを、見つけようとする指導者が、
ほとんどです。
だから、ダメ出しばかりされて、
自己肯定感の低い選手ばかりになってしまいます。
自己肯定感の低い選手は、
なかなか試合で結果を出すのは難しくなります。
プロ野球選手でも、
ネットなどで叩かれると、
一気に、成績が落ちていきますよね・・・・。
だから、試合の後、
結果が悪ければ悪いほど、
ダメ出しは、してはいけないのです。
では、なんて声をかけるべきか・・・?
それは、その試合の中で、
悪い中でも良かったことを見つけてあげて、
伝えてあげることです。
選手本人は、悪かったことは、
言われなくても、イヤというほど分かっています。
だから、反対に選手本人が気づいていない、
良かったことを伝えてあげるのです。
そうすれば、悪い結果の中でも、
自分が見落としていた良かった点に気づくことができて、
その良かったことを次の試合でも、
生かしていくことができるようになるのです。
そして、自己肯定感も上がり、
試合で、良い結果を生み出せるようになっていきます。
ただ、悪い結果の中で、良いところを見つけるのは、
身に染みついてしまっている、悪いところを見るクセが、
邪魔をしてしまうので、
普段から、お子さんの良いところを見る練習をしていかないと、
なかなか難しいかもしれません。
ですので、
これから、少しずつでも良いので、
お子さんの悪いところより、良いところを見る!
ということを、
心がけていただければと思います。
今回も最後まで読んでいただきまして、
誠にありがとうございました。
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